こんにちは、ショップコンサルタントの中谷です。
新型コロナウイルスのニュース、心配ですね。
日本国内でも感染者が日増しに増えてきています。
タイミング悪く春節の時期と重なってしまい、インバウンド需要を狙った観光業や小売業への影響は避けられそうにありません。
中国人40万人が訪日中止か、との報道もありました。
それでなくてもここ数年は、豪雨や台風、地震等自然災害のリスクが高まり、客数減が避けられない事象も頻発してきました。
そのようなこともあり、私はクライアントへのアドバイスとして、
「客数減をカバーできるよう、日頃から客単価アップへの努力を怠らないこと。」
を周知徹底してVMDの取り組みを強化しています。
KPI目標を「客単価アップ:目標客単価〇〇〇円」と設定し、
VMD研修のワークショップでアイデアを出し合い、実行→検証→修正を繰り返して結果に繋げています。
先ごろ、A社クライアントの2017年~2019年の3ヵ年実績を検証したところ、
売上・客数・客単価 全てにおいて、前年比アップの伸びを達成しておりました!
特に、客単価においては、KPI目標に設定したこともあり、3年間で前年ダウンした月はわずか2か月のみ、それもその2か月はリニューアルのため売り場を縮小した2か月なので、実際は全での月で前年比アップを達成できた、という結果となりました。
特に客単価のアップ率が高く、2019年は豪雨被害などで客数の伸びは鈍化しましたが、その分をしっかり客単価アップでカバーできた、という結果に!
研修で、客単価アップを狙ったVMDの工夫を実践し続けてきた成果です。
このような成果をスタッフと共有することで、更にモチベーションもアップし、
好循環のサイクルに。努力の結果が表れることは自信にもつながりますね!
VMD・ディスプレイ・陳列はやり方次第で客単価をアップすることができます。
客数アップは、ファサード、VP、テーマ設定、入店動線が主に関係し、
客単価アップは、店内動線、レイアウト、PP⇒IP、クロスMD、什器の使い方、エンドとレジ周りの活用、陳列、POPが主に関係します。
打つ手はたくさんあります!
客数減に備えて、ぜひ客単価アップをVMDで工夫してみてください!
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~店舗の売上・集客・回遊率アップに!VMDのプロがサポート致します。~
VMD研修・店舗診断・現場OJTに興味ある方、小売店、商業施設デベロッパーの皆さま
物販業はもちろん飲食業、サービス業まで業種は問いません。
ご相談は無料。お問合せフォーム、もしくは電話<078-333-7510>にて、お気軽にご相談ください。
5年間にわたって、JBハイウェイサービス株式会社様の四国のパーキングエリアにて、売り場スタッフに向けたVMD 研修&改善サポートを実施しています。
当初、VMDはおろか、商品をただ積み上げているだけで、お客様にとってお世辞にも快適とは言えない売り場だったのですが…、
研修以降、年々売り場は進化をとげ、スタッフのVMDスキルも年々上がり、今では、シーズン毎に新しいテーマでVP(メインディスプレイテーブル)を飾る等、楽しく魅力的な売り場へと大変貌をとげています!
2年前に施設の大規模リニューアルがありましたが、その時も準備期間約1年にわたって、店舗のプロジェクトスタッフと業者様と私とで、VMD視点の魅力的な店づくりを一から作り上げていきました。
研修以降、お蔭様で売り上げは順調に伸びており、今期目標としている客単価もアップしています。
スタッフの「お客様に喜んで頂けるお店にしていこう!」という姿勢と努力、
運営会社様のVMD に対する理解があってこそですね。
ありがとうございます!!
先日も、現場スタッフから”クリスマスディスプレイ”の報告が届きました!
今年は”木”をテーマにナチュラルなディスプレイを行ったとのこと。
ナチュラルなクリスマスムード、出ていますね!
何気に立ち寄ったサービスエリアの売店が、このようなクリスマスディスプレイで
楽しく飾られていたら、ワクワク楽しい気分になって思わず沢山のお土産を買ってしまうのではないでしょうか^^
飾り付けはスタッフが考え、実践後の報告を自発的に届けてくれます。
研修で、VMD視点の売り場づくりをルーティン化した成果です。
サービスエリア・パーキングエリアの売り場づくりのポイント
サービスエリアやパーキングエリアの売店というのは、一般の小売店といろんな相違があります。
私も研修に携わって初めてわかったことも多いのですが、
まず、施設に立ち寄ったお客様はほぼ大半、お土産を買いに売店に立ち寄りますが、
あまりゆっくりした時間はありません。
いかに短時間でたくさんの商品を見て頂けるか?手に取って頂けるか?
明確なゾーニングやサイン表示、見やすく手に取りやすい陳列手法が重要です。
バス等で団体客が到着したら店舗が一気に混雑。商品があっという間に無くなり、
品出しが追い付かないことも!
人気商品はフェイス数を増やす等工夫も必要です。
そして、いろんな発見があり、つい時間を忘れて店内を回遊してしまう、楽しい演出も欠かせません。
限られたスタッフ人数で、この作業はつい後回しになりがちですが、
VMD年間計画を立てておけば大丈夫!この作業もルーティン化できます。
急いでいるお客様が多く時間が限られている、という点では、ターミナル店舗や、
空港の売店なども条件が同じですね。
VMDを理解して実践すれば成果につながるはずです。興味ある方はご相談ください。
では、今年の年末年始も楽しい売り場でお客様をお迎えしましょう!
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