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5年間にわたって、JBハイウェイサービス株式会社様の四国のパーキングエリアにて、売り場スタッフに向けたVMD 研修&改善サポートを実施しています。
当初、VMDはおろか、商品をただ積み上げているだけで、お客様にとってお世辞にも快適とは言えない売り場だったのですが…、
研修以降、年々売り場は進化をとげ、スタッフのVMDスキルも年々上がり、今では、シーズン毎に新しいテーマでVP(メインディスプレイテーブル)を飾る等、楽しく魅力的な売り場へと大変貌をとげています!
2年前に施設の大規模リニューアルがありましたが、その時も準備期間約1年にわたって、店舗のプロジェクトスタッフと業者様と私とで、VMD視点の魅力的な店づくりを一から作り上げていきました。
研修以降、お蔭様で売り上げは順調に伸びており、今期目標としている客単価もアップしています。
スタッフの「お客様に喜んで頂けるお店にしていこう!」という姿勢と努力、
運営会社様のVMD に対する理解があってこそですね。
ありがとうございます!!
先日も、現場スタッフから”クリスマスディスプレイ”の報告が届きました!
今年は”木”をテーマにナチュラルなディスプレイを行ったとのこと。
ナチュラルなクリスマスムード、出ていますね!
何気に立ち寄ったサービスエリアの売店が、このようなクリスマスディスプレイで
楽しく飾られていたら、ワクワク楽しい気分になって思わず沢山のお土産を買ってしまうのではないでしょうか^^
飾り付けはスタッフが考え、実践後の報告を自発的に届けてくれます。
研修で、VMD視点の売り場づくりをルーティン化した成果です。
サービスエリア・パーキングエリアの売り場づくりのポイント
サービスエリアやパーキングエリアの売店というのは、一般の小売店といろんな相違があります。
私も研修に携わって初めてわかったことも多いのですが、
まず、施設に立ち寄ったお客様はほぼ大半、お土産を買いに売店に立ち寄りますが、
あまりゆっくりした時間はありません。
いかに短時間でたくさんの商品を見て頂けるか?手に取って頂けるか?
明確なゾーニングやサイン表示、見やすく手に取りやすい陳列手法が重要です。
バス等で団体客が到着したら店舗が一気に混雑。商品があっという間に無くなり、
品出しが追い付かないことも!
人気商品はフェイス数を増やす等工夫も必要です。
そして、いろんな発見があり、つい時間を忘れて店内を回遊してしまう、楽しい演出も欠かせません。
限られたスタッフ人数で、この作業はつい後回しになりがちですが、
VMD年間計画を立てておけば大丈夫!この作業もルーティン化できます。
急いでいるお客様が多く時間が限られている、という点では、ターミナル店舗や、
空港の売店なども条件が同じですね。
VMDを理解して実践すれば成果につながるはずです。興味ある方はご相談ください。
では、今年の年末年始も楽しい売り場でお客様をお迎えしましょう!
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VMD研修・店舗診断・現場OJT
に興味ある方、小売店、商業施設デベロッパーの皆さま
物販業はもちろん飲食業、サービス業まで業種は問いません。
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「最近、ネットで物を買うことが多くなってきた。」
「ネットならいつでもどこでも買い物できるから便利。」
これはもう言わずもがな、昨今の消費行動の傾向。説明の余地もありません。
私自身も家電や書籍など、急いでいたり、価格を比べて買いたいものなどは、ネット購入が多くなってきました。便利ですからね。
では、一体どのくらいの割合の人がネットショップを利用しているのでしょうか?
調べてみると、
日本の2018年のBtoC-EC市場規模 ※経済産業省データより
物販系 9兆2992億円(EC化率6.22%、伸び率8.12%)
更に物販系を分野別で見てみると、
EC化率の高い分野
1位:事務用品・文房具 40.79%
2位:生活家電、AV機器、PC・周辺機器等 32.28%
3位:書籍、映像・音楽ソフト 30.80%
4位:雑貨、家具、インテリア 22.51%
5位:衣料、服装雑貨等 12.96%
↓
8位:食料品、飲料、酒類 2.64%
という結果でした。
衣料品、服装雑貨のカテゴリーはもっと高いかと思っていましたが、約13%。意外!
残り87%の人は、リアル店舗で購入しているということですね。
食料品、飲料、酒類のカテゴリーにいたっては、約3%。まだ大多数の方がリアル店舗での購入です。
もちろん年々比率は上がっていて、この先も増え続けることは間違いありません。
(ただし、1位~5位のカテゴリーの伸び率は2017年に比べ2018年は全て鈍化しています)
またデータには出ていませんが、年代によって利用率が違うことも予想されます。
(若い年代ほどEC購入の傾向は高いでしょうね、きっと)
データを見る限り、まだまだリアル店舗での購入が大半を占めるという結果でした。
お客様は、場面に応じて、上手にネットとリアルを使いわけています。
リアル店舗だからこそ出来ること。リアル店舗の存在意義をしっかり認識して、
強みを伸ばしていけば、まだまだ伸びるチャンスはあります!
■リアル店舗の存在意義は?
お客様はリアル店舗にネットでは得られない体験を求めています。
・高揚感の高まるディスプレイや美しく並べられた陳列を見たり、
・実際に商品を触ってみたり、香りを嗅いでみたり、
・予想外の商品を発見して驚いたりワクワクしたり、
・洗練された店舗空間で非日常を味わったり、
・イベントを楽しんだり、人とのつながりを感じたり、
このような ”ワクワクするお買い物体験” を通して満足感が満たされ、
また行ってみよう!という気持ちになります。
特に、VMDはリアル店舗でしかできないプロモーション戦略です。
視覚だけでなく、聴覚や触覚など五感全てに訴えるVMDで、”ワクワクする買い物体験”を味わっていただき、満足度を高め、また来たい!と感じてもらう。
ネットショップでは提供できない部分ですね。
リアル店舗の存在意義が問われる今、ますますVMDの果たす役割は高まっています。
”人と人とのふれあい”も、これからの時代求められる大切なファクターです。
接客やイベントなどを通したFace-to-Faceのコミュニケーションは、リアルの世界ならではのぬくもりを感じさせるものです。
人間やはり最後の決め手は”人”です。
選んでもらえる”人”になるよう努力しましょう!
ますます問われるリアル店舗の存在意義。
強みを伸ばしていけば、まだまだ伸びるチャンスはあります!
”VMD”と”人”の魅力で、高めていきましょう!
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