投稿者「kyoko_n@e」のアーカイブ
「最近、ネットで物を買うことが多くなってきた。」
「ネットならいつでもどこでも買い物できるから便利。」
これはもう言わずもがな、昨今の消費行動の傾向。説明の余地もありません。
私自身も家電や書籍など、急いでいたり、価格を比べて買いたいものなどは、ネット購入が多くなってきました。便利ですからね。
では、一体どのくらいの割合の人がネットショップを利用しているのでしょうか?
調べてみると、
日本の2018年のBtoC-EC市場規模 ※経済産業省データより
物販系 9兆2992億円(EC化率6.22%、伸び率8.12%)
更に物販系を分野別で見てみると、
EC化率の高い分野
1位:事務用品・文房具 40.79%
2位:生活家電、AV機器、PC・周辺機器等 32.28%
3位:書籍、映像・音楽ソフト 30.80%
4位:雑貨、家具、インテリア 22.51%
5位:衣料、服装雑貨等 12.96%
↓
8位:食料品、飲料、酒類 2.64%
という結果でした。
衣料品、服装雑貨のカテゴリーはもっと高いかと思っていましたが、約13%。意外!
残り87%の人は、リアル店舗で購入しているということですね。
食料品、飲料、酒類のカテゴリーにいたっては、約3%。まだ大多数の方がリアル店舗での購入です。
もちろん年々比率は上がっていて、この先も増え続けることは間違いありません。
(ただし、1位~5位のカテゴリーの伸び率は2017年に比べ2018年は全て鈍化しています)
またデータには出ていませんが、年代によって利用率が違うことも予想されます。
(若い年代ほどEC購入の傾向は高いでしょうね、きっと)
データを見る限り、まだまだリアル店舗での購入が大半を占めるという結果でした。
お客様は、場面に応じて、上手にネットとリアルを使いわけています。
リアル店舗だからこそ出来ること。リアル店舗の存在意義をしっかり認識して、
強みを伸ばしていけば、まだまだ伸びるチャンスはあります!
■リアル店舗の存在意義は?
お客様はリアル店舗にネットでは得られない体験を求めています。
・高揚感の高まるディスプレイや美しく並べられた陳列を見たり、
・実際に商品を触ってみたり、香りを嗅いでみたり、
・予想外の商品を発見して驚いたりワクワクしたり、
・洗練された店舗空間で非日常を味わったり、
・イベントを楽しんだり、人とのつながりを感じたり、
このような ”ワクワクするお買い物体験” を通して満足感が満たされ、
また行ってみよう!という気持ちになります。
特に、VMDはリアル店舗でしかできないプロモーション戦略です。
視覚だけでなく、聴覚や触覚など五感全てに訴えるVMDで、”ワクワクする買い物体験”を味わっていただき、満足度を高め、また来たい!と感じてもらう。
ネットショップでは提供できない部分ですね。
リアル店舗の存在意義が問われる今、ますますVMDの果たす役割は高まっています。
”人と人とのふれあい”も、これからの時代求められる大切なファクターです。
接客やイベントなどを通したFace-to-Faceのコミュニケーションは、リアルの世界ならではのぬくもりを感じさせるものです。
人間やはり最後の決め手は”人”です。
選んでもらえる”人”になるよう努力しましょう!
ますます問われるリアル店舗の存在意義。
強みを伸ばしていけば、まだまだ伸びるチャンスはあります!
”VMD”と”人”の魅力で、高めていきましょう!
------------------------------------
★集客力のあるリアル店舗づくりをサポートします。
プロの視点でアナタのお店を改善!
物販業はもちろん飲食業、サービス業まで業種は問いません。
ご相談は無料です。
お問合せフォーム、はコチラから。
お気軽にご相談ください。
こんにちは、ショップコンサルタントの中谷です。
11月に入り、いよいよ一年でもっとも売り場が華やかに活気づくシーズンが到来しました!
ハロウィンも終わり、クリスマスディスプレイもスタートする季節ですね。
シーズンチェンジの売り場変更は、お客様が店舗に感じる”ファーストインプレッション”をダイレクトに変えることができ、入店率アップに効果的です。
お店の前を通るお客様が、
「あっ、なんか変わったな。新鮮だな。」
という印象を直観で感じ、
「ちょっと入ってみよう。」
という気持ちにすることができます。
売り場づくりで、VP《メインディスプレイ》変更の他に、もう一つ効果的な方法があります。
それが、「お客様視点で動線をつくる。」ということです。
具体的には、
・什器の角度を視界に入りやすくして視認性を上げる
・通路幅を広げて入店へのハードルを下げる
・マグネットポイントをつないで店奥へと誘導する
などです。
↑↑↑
什器に角度がついていて、視界に入りやすいですね!
自然に奥へ奥へと進んでいってしまいます。
先日もクライアント先で、このメソッドにのっとりレイアウト変更したところ、
早速、回遊が悪かった奥まった通路まで、お客様がまわってくれるようになりました!!
VMDは即反応がわかるので楽しいです。やりがいがあります^^
あなたのお店は、「お客様視点の売り場づくり」ができていますか?
動線は、お客様視点でつくれていますか?
もしできていなければ、入店率をアップできるチャンスです!
今一度、お客様視点で売り場をチェックしてみてください。
年末に向かって売り場に活気を与えていきましょう!
★VMD研修・店舗診断・現場OJT
に興味ある方、小売店、商業施設デベロッパーの皆さま
プロ&顧客視点を合わせ持った専門家がサポート致します!
物販業はもちろん飲食業、サービス業まで業種は問いません。
ご相談は無料です。
お問合せフォーム、もしくはお電話にて、お気軽にご相談ください。